GPU専用データセンターを運営するハイレゾとクラウドコンピューティングサービスを提供するさくらインターネットは1月12日、相互の事業拡大および事業発展を目指すための協力に合意したことを発表した。
合意の内容
今回の合意に伴い、ハイレゾのGPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」と、さくらインターネットの各種クラウドサービスを相互に紹介する取り組みが開始される。
これにより、ハイレゾの強みである研究開発に特化した計算資源と、さくらインターネットの強みである安定したセキュアな計算資源を顧客の目的に沿って、提供することが可能となるという。
日本能率協会総合研究所 マーケティング・データ・バンクの調査によると、世界のGPU市場は2022年度では4兆円の規模が、2028年度には12兆円まで拡大すると予測されており、両社は、このように拡大するGPU市場の需要に対応するために、今回の取り組みを決定したという。
今後も両社は、相互の事業発展を目指すととも、に日本におけるAIの発展に寄与するために、協力を行っていきたい考え。