Fossbytesはこのほど、「10 Best macOS Sonoma Features You Should Enable Today」において、macOS Sonomaで使用を検討するべき10個の機能を紹介した。2023年9月26日にリリースされたmacOS Sonomaは、ウィジェットやロック画面のデザインが刷新されたほか、テキスト読み上げ機能の「ライブスピーチ」をはじめとするアクセシビリティ機能が大幅に拡張されている。こうした機能から、日常の作業を少し便利にしてくれるオススメの機能が10個取り上げられている。
作業を便利にしてくれるmacOS Sonomaの10の機能
Fossbytesがピックアップしている機能は以下の10個。
- Safariのブラウジング・プロファイル
- 新しいディクテーション機能(音声入力機能)
- WebアプリをDockに追加する
- SafariでURLからトラッキングパラメータを削除する
- プライベートウィンドウをパスワードで保護する
- プライベートブラウジングで検索エンジンを変更する
- パスワードとパスキーを共有する
- PDFフォームへのネイティブ入力
- ロックダウンモード
- ビデオ通話機能の強化
これまでのアップデートと同様に、Safariは今回も大きく進化している。ブラウジング・プロファイルは、用途別に複数のプロファイルを作成し、それぞれで履歴やCookie、拡張機能、タブグループ、お気に入りなどを分けて管理することができる機能である。
毎日使うWebアプリやWebサイトは、わざわざWebブラウザを開いてブックマークからアクセスするという2段階の手順を踏むのが煩わしく感じることもある。SonomaではSafariの「Dockに追加」メニューでWebサイトをDockに追加し、ワンタップでアクセスできるようになった。
音声入力機能は以前から標準搭載されていたが、Sonomaでは音声入力中にキーボード入力もできるようになった。これは、もし入力内容に誤りがあった場合に、音声入力をオフにしなくてもシームレスにキーボードでの修正が可能になったことを意味している。
ロックダウンモードは万が一サイバー攻撃の標的になった際にデバイスを保護するための機能である。ロックダウンモードをオンにすると、そのデバイスで利用できる機能が厳しく制限され、場合によってはまったく使用できなくなる。これによってマルウェアやスパイウェアなどの悪意のあるソフトウェアが活動できる領域を限定し、被害を最小限に抑えることが可能になる。
Sonomaには、上記の機能の他にも、さまざまな革新的な新機能が用意されている。単にアップデートを実施しただけで満足していたのではもったいない。新機能を使いこなして自分の作業環境を快適にしていこう。