NECネッツエスアイは1月11日、山形県尾花沢市とDX(デジタルトランスフォーメーション)推進などを通じた行政サービスの向上や社会課題の解決を目的として、連携協定を締結したことを発表した。

連携協定の内容

今回の協定では、NECネッツエスアイと尾花沢市が庁内業務や住民サービスのデジタル化を進めるとともに、職員の働き方改革やEBPM(Evidence Based Policy Making)を推進することで、尾花沢市のDXを加速させることを目指す。

協定において、両者が取り組むテーマは「DX推進計画の高度化に向けた市の業務の調査分析に関すること」「最先端技術を活用した教育環境の実現と次世代を担うDX人材の育成に関すること」「デジタル技術を活用した災害対策と持続可能なまちづくりに関すること」の3点が挙げられている。

NECネッツエスアイは、今後も自治体におけるDX推進に注力していきたい方針で、DX推進において人材面やコスト面で課題を持つ自治体に対し、同社が提供するサービス群を複数自治体で利用可能な「広域共同利用サービス」の展開を通して、顧客に寄り添った課題解決に努めたい考え。