クラスメソッドとメソドロジックは1月10日、2社で協業し、データガバナンスやデータメッシュなど最新のデータ管理手法を取り入れて、モダンデータスタック(データの収集、運用、分析を容易にするツール群のこと)を用いた基盤構築とデータの民主化を支援する「データ活用支援サービス」を同日より提供開始することを発表した。また、サービス提供開始にあわせて2月20日から8週連続のウェビナーを予定しているという。
ソリューションの概要
同ソリューションは、「クラウドDWH(データウェアハウス)を利用してデータ蓄積をしたが、すぐに使えるデータになっていない」「データ活用基盤を使い始めたが、どう変化をさせていくべきかわからない」というような課題を抱えている企業が多くあるという背景を元に提供が開始された。
同ソリューションは、データ活用基盤の要件定義、コンサルティング、構築、運用保守、さらに事業の成長にデータを活用するための組織作りから人材の育成まで、データ活用に必要なものを一気通貫で提供されるもの。顧客の状況に合わせて必要なフェーズのみを組み合わせることも可能となっている。
ニーズに合わせてSnowflakeやDatabricksなどを提供
また、クラスメソッドとメソドロジックが選定したクラウドサービスを顧客のニーズを踏まえて、組み合わせて提供するという。クラウドサービスの例としては、SnowflakeやDatabricks、Fivetranなどが挙げられている。
今後は、データ活用基盤構築に関する数多くの顧客への技術支援実績により、両社で蓄えた知見をもとに、モダンデータスタックによる最適なデータ活用基盤構築の要望に応えていきたい考え。