QTnetは1月10日、法人向けマルチ生成AIプラットフォーム「QT-GenAI」において、RAG(Retrieval-Augmented Generation)と呼ばれる、データベースに保管されたデータを大規模言語モデル(LLM)が参照し、固有の回答を生成する仕組みを用いて企業の独自データを安全に活用できる機能を追加した新プラン「スタンダードプラン」の受付を開始すると発表した。
QT-GenAIは、企業単位での利用環境の構築、入力フィルタリング機能などを有し、機密性の高い環境下で安全に生成AIが利用できるサービス。今回追加された機能は、QT-GenAI上にアップロードした企業の独自データを生成AIモデルが参照し、企業固有の回答を生成できるもの。
同サービスでは、業務に応じたオリジナルテンプレートやプロンプト作成支援機能を提供し、セキュリティ機能、ダッシュボード機能、ログ管理機能といったさまざまな機能が活用できる。同サービスの提供を通じて、さらなる企業の生産性向上につなげたい考えだ。