2024年の年頭にあたり、NTTPCコミュニケーションズ 代表取締役社長 工藤潤一氏は年頭所感として、以下を発表した。

新春のご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中は格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。

さて、ChatGPTなどをはじめとする生成AIの急速な普及は、これからも私たちの社会生活に大きな影響を与えていくと想定されます。また、世の中はリアルなオフィス業務とリモートワークの混在するハイブリッド型の勤務形態へと移行しています。

弊社では、社会やお客さまが抱える課題解決を支援する新しい価値の提供に向けた取り組みを進め、ネットワークやデータセンターをベースとして、いち早く世の中のニーズに応えるサービスを提供してまいりました。

NTTでは大規模言語モデル(LLM)「tsuzumi」を独自開発しましたが、弊社がそのGPU基盤の構築を担当いたしました。この他にも、これまで培ったGPUに関するエンジニアリング力を活用したソリューションを、数多くのお客さまにご導入いただいております。

さらに、そのノウハウを活用して建設業のお客さまのDXを実現するプラットフォームとして提供している「VDIクラウド for デジタルツイン」は、第17回ASPICクラウドアワード2023の「IaaS・PaaS部門」において「先進技術賞」を受賞することができました。

また、リモートワークによるメンタル不調者の増加など企業の経営課題の一つにもなっている健康経営に対して、さまざまな業務環境の変化による社員のストレス状態を把握し、職場の活性化を図る「健康経営支援サービス」も提供しております。 

本年は、多くのお客さまにご活用いただいているサービスをより安心・安全にご利用いただけるように品質向上を図り、社会の急速な変化において、弊社のサービスビジョンである、お客さまの『ビジネスを制約なき世界へ解き放つ』新しいサービスをご提供することでお客さまともに成長していけるよう努めてまいります。

本年も引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。