【力をためて飛翔!辰年生まれの経営トップたち】日本航空会長 植木 義晴さん

私が13年の社長時代に1兆円という規模の購入を決断した新型機材「A350」が国内外の空を飛んでいる姿を見ると感慨深い気持ちになります。

 コロナが落ち着き、航空需要も回復しつつあります。ただ、ビジネス需要はコロナ前の8割の水準で頭打ちになるなど、10年かけて起こることが1年で起こったように感じています。

 その中でも当社はフルサビースキャリアの「JALブランド」、LCCの「ジップエア トーキョー」など、多様なお客様にご利用いただけるサービスとネットワークを提供し続けることが使命だと思っています。

 お客様を愛し、そのニーズを捉えて最高のサービスを提供する。この感度をますます研ぎ澄ましていきたいです。