GitHubは現地時間2023年12月28日、公式ブログでGitHub Copilot Chatが個人ユーザーでも利用可能になったと発表した。Visual Studio Codeの拡張機能を導入すればFreeプランはそのまま使用可能。TeamプランおよびEnterpriseプランは管理者によるGitHub Copilot Chatの有効化が必要になる。
GitHub Copilot Chatは異なる種類の情報を取りまとめたLLM(大規模言語モデル)のGPT-4を搭載し、開発者が発する資源前後でコーディング作業を幅広く支援するサービスだ。コードの概要説明からセキュリティの脆弱性検出、単体テストの作成までサポートする。公式ドキュメントはGitHub Copilot Chatベータ版をベースに記述しているが、月10ドルもしくは年100ドルのGitHub Copilotサブスクリプションが必要なことに変わりはない。GitHubは2021年6月にVisual Studio Codeのテクニカルプレビューを発表し、2022年3月にはMicrosoft Visual Studio 2022向け拡張機能、2023年3月になると製品群をブランド構築した「GitHub Copilot X」を発表。GitHub Copilot Chatも構成サービスの一つである。