XOOPS開発チームは現地時間12月24日、オープンソースCMS(Contents Management System)の最新バージョン「XOOPS 2.5.11 Final」のリリースを発表した。GitHubサイトよりダウンロードできる。

2019年以来のバージョンアップ

XOOPS Repository モジュール関連(公式Webサイト)

公開されているモジュールとテーマをインストールしWebサイトを構築/管理する「XOOPS」は2001年より開発が進められ、"e X tensible Object Oriented Portal System"頭文字が表すように多彩なモジュールやカスタマイズによる拡張が特徴的なタイプのCMSでモジュール、テーマはXOOPS Repositoryよりダウンロードできる。2019年の「2.5.10」以来のリリースとなる。なお、XOOPS派生バージョンとしては日本語にローカル化された「XOOPS Cube」も存在している。

最新バージョンの「2.5.11」では、PHPテンプレートエンジン「Smarty」を3に刷新した他、PHP8.0、MySQL 8.0との互換性が確保し、新規の「Bootstrap 4.5」のテーマに対応する。それ以外の複数のセキュリティ、ライブありなどの修正、アップデートが行われている。詳細は、変更ログで確認できる。今回のバージョンでは、テンプレートエンジンを「Smarty 3」に変更したため、古いテーマで問題が発生する可能性があるので、アップグレードはチュートリアルに従って行う必要がある。XOOPS 2.5.11に対応するInstall & Upgrade Guideも公開されている。

  • XOOPS 2.5.11 Final