売れるネット広告社、越境EC支援に参入 上場後3社目のグループ会社を設立

通販・D2C支援の売れるネット広告社は12月26日、海外通販への挑戦の先駆けを目的に、売れる越境EC社(髙橋宗太社長)を設立すると発表した。売れるネット広告社の100%子会社となる。上場から2カ月余りで、3社目のグループ会社を設立することになったとしている。

売れる越境EC社は、これまで売れるネット広告社が参入していなかった海外の「モール事業(Amazon)」に挑戦するという。さまざまなカテゴリーの商品を取り扱いながら、海外販売の土台(仕組み)を作ることで、越境ECに関する”事実ベース”のノウハウを積み上げていくという。自社売り上げの拡大や、売れるネット広告社のクライアントへ、海外販路を提供していくという。

具体的には、米国Amazon(ECモール)を活用した越境EC事業からのスタートを検討しているとしている。

売れるネット広告社はこれまで、D2C(ネット通販)事業者向けにランディングページ特化型のサービスを提供してきたという。今後は、同社が培っていく海外物販の経験を活かし、日本のD2C(ネット通販)事業者の海外展開のサポートを行っていくとしている。

売れる越境EC社の髙橋宗太社長は、以下のようにコメントしている。

「私は売れるネット広告社の執行役員として、数多くのクライアントのサポートを行っていましたが、当社に最も欠けていたものは「事業主」サイドの経験と知見でした。

▲髙橋宗太社長

売れる越境EC社の創業は、今まで経験のなかった「事業主」と「モール(Amazon)」「越境EC」を自社のナレッジとして溜めていくことで、今までお世話になってきた方々やクライアントの皆様に恩返しするという想いと、クライアントの売上拡大のためにも、単品リピート通販以外のノウハウを提供したいという想いからです。

今回の子会社の設立は、売れるネット広告社の企業理念である「関わるすべての企業を100%成功に導くことで世界中にたくさんの”ドラマ”を創る」の実現を加速するための取り組みです。

今まで売れるネット広告社を支えてくれたすべての方、このような機会を与えていただいた加藤社長をはじめ、株主の皆様に心から感謝すると同時に、企業理念の実現に向けて、引き続き全力で取り組む決意を新たにしております。今後とも、一層のご理解、ご支援のほどお願い申し上げます」