「リアル宝探し」のタカラッシュ、CRM一体型カートシステム「メルカート」を採用

販促・CRM機能一体型のクラウド型ECカートシステム「メルカート」を提供するエートゥジェイはこのほど、体験型コンテンツ「リアル宝探し」の企画・制作・運営を手がけるタカラッシュの公式オンラインショップ「TAKARA PORT」に「メルカート」が採用されたとし、採用に至った理由、活用法などを公開した。

エートゥジェイの提供する「メルカート」は、ECサイト構築実績国内NO.1の「ecbeing」から生まれた、SaaS型クラウドECプラットフォーム。多彩な機能を有し、操作性に優れたUI、万全のセキュリティ、システムの自動更新、集客からCRMまでサポートする専門チームなどを通じて、ECサイトに対するさまざまな課題を解決、売上向上に貢献する。

体験型コンテンツ「リアル宝探し」の企画・制作・運営を手がけるタカラッシュが11月30日にオープンした公式オンラインショップ「TAKARA PORT」においても、「メルカート」が採用されている。

▲「TAKARA PORT」でも「メルカート」を採用

タカラッシュはこれまで、ECモールを主軸として商品の販売を行っていたが、顧客データの収集やCRMに課題があった。加えてさまざまなリアル宝探しクエストを紹介し、体験と感動を提供する「Hunters Village」で保有する30万人以上の会員基盤との連携を強化するため、自社ECの立ち上げに至った。データ分析やCRM施策が豊富でファンの獲得が強化でき、事業規模が拡大したときにはエートゥジェイのグループ企業が提供する業界シェアNo.1のPKG型ECプラットフォーム「ecbeing」への移行が容易で長期的に活用できることから、メルカートの採用に至ったとしている。

「TAKARA PORT」挑戦すること、冒険することを止められない謎解きが集まる世界を目指したポータルサイトとなっており、たからの港、そしてあらゆる ”謎” が行きかう発見と、感動に満ちた街を表現するために、デザインコンセプトや機能のすり合わせを実施。アイコンなど細かなビジュアルも通じて世界観を表現すると同時に、更新性を高めるサイト作りを実現した。

宝探し・謎解きに関する知識や、謎制作者のインタビュー記事などの「よみもの」と呼ばれるコンテンツページが非常に充実しており、その構成は背景の挿入や写真の添付など記事によってことなるが、ノーコードで記事作成が可能な「メルカート」の「ページ機能」を活用し、ページの量産を実現している。さらに「ページカテゴリ機能」を使うことにより記事をカテゴライズすることもでき、標準提供しているAPIを活用し、タグを設置するだけでこれらの記事を他のページへ動的設置することも可能になる。

▲「よみもの」と呼ばれるコンテンツページが充実

タカラッシュの事業責任者は、「タカラッシュは、創業から20年以上宝探し事業を続けている日本で唯一の『宝探し専門会社』です。現在は、謎解きゲームを中心に販売を行っていますが、今後はプロハンターたちが見つけ出したお宝の販売やアンティーク商品の販売など、宝探しだからこその”ドキドキ””ワクワク”する夢の提供ができるようなECサイトの実装を考えています」と話した。