oViceは12月21日、バーチャルオフィス「ovice(オヴィス)」について、PC専用のデスクトップアプリを公開したことを発表した。デスクトップアプリを利用することで、Webブラウザ版と同様の機能を維持しながら起動がよりスムーズになるとともに安定した動作環境を提供し、画面共有が高解像度化されるという。
デスクトップアプリを利用するメリット
パソコンOS(Operating System)起動時に自動的に実行する項目にoviceのデスクトップアプリを追加することで、パソコンを起動する際に手間なくアプリが起動できるようになる。Webブラウザ版で必要だったスペース入室時の「クリックまたはEnterキーで開始」操作が、デスクトップ版では不要となる。
また、Webブラウザ版では送信側のディスプレイ環境によって、共有される画像の解像度上限が自動的に制限されていたが、デスクトップアプリでは送信側の環境による制限を設けずにクリアな画像共有を実現しているという。。
Webブラウザ版では利用しているブラウザアプリが同時に複数サイトのタスクを処理するため、タスクの量や負荷が増すとoviceの利用に影響を与えていたが、デスクトップアプリは独立して起動しているため安定した動作環境を実現している。
ビジネスメタバース「ovice」
バーチャルオフィスを構築可能なoviceは、「誰もが、どこからでも"つながる"」2次元空間を目的としたビジネスメタバース。2020年8月にサービスを開始して以降、テレワークにおけるバーチャルオフィスやオンラインイベント、オープンキャンパスなど、さまざまな場面での活用が進んでいるという。