三井ダイレクト損害保険は12月22日、アドバンスクリエイトとAVITAが共同開発した「アバターシステム」を導入し、アバターコンシェルジュ相談を開始することを発表した。
アバターコンシェルジュ相談の概要
同社の「強くてやさしいクルマの保険」の「あなたのコンシェルジュ」(豊富な保険知識を持つ担当者)をアバターが演じることで、リアルタイムで顧客からの保険相談に対応するという。
アバター対応は、直接対面で話すときよりも心理的なストレスを緩和し、落ち着いて話すことができると言われており、人とデジタルを融合させた、より円滑なコミュニケーションによって、顧客が保険に関し抱える疑問や不安に親身に応えていきたい考え。
また、顧客の手元にある保険証券の読み上げや、同社Web画面の案内など、従来電話でのコミュニケーションでは時間がかかったやり取りも、アバターコンシェルジュを活用して画像を共有することで、スピーディーかつ正確なコミュニケーションが可能となるという。
今回導入したアバターシステムを含むデジタル技術について今後も進化させ続け、顧客それぞれに寄り添ったサービスを提供する基盤としていきたい構え。同社は今後も新しいサービスやテクノロジーを積極的に活用し、顧客との関係を一層深め、新たな価値を創造していくとしている。