NTT QONOQ、仮想空間プラットフォーム「DOOR」に新プランを追加

NTT QONOQ（コノキュー）は12月20日、仮想空間プラットフォーム「DOOR」において、ルーム制作時に利用可能なテンプレートルームを複数追加し、新規パッケージプランとして「お手軽プラン」の案内を開始することを発表した。

DOORは従来はカスタマイズしづらい無料テンプレートか、またはオーダーメイドでの制作のいずれかのプランを提供していた。今回はさらなるユーザーのニーズに対応するために、クオリティを担保しつつ安価にカスタマイズできるお手軽プランの提供を開始するという。

お手軽プランはオーダーメイドでの制作よりも安価に、かつカスタマイズも可能な空間の提供が可能となった。教育では学園祭での展示、自治体では不登校支援、ビジネスでは各種セミナーなどで活用できるとのことだ。

DOORにお手軽プランを追加した

ニーズに応じて複数のプランを展開

無料プランでは、15種類のテンプレートを提供している。社内利用やお試しでの利用に対応する。また、必要に応じて有償プランの利用も可能。

無料プランのテンプレート例

有償オプション（一部）

オーダーメイドプランでは、現実世界や空想の世界まで要望に応じて個別に要件を定義して空間を制作する。オフィスや歴史的建造物を忠実に再現することで、離れた場所にいる人も世界感をを疑似体験できるようになる。逆に、現実ではあり得ないファンタジーな世界を構築すれば、訪れた人に新たな体験を提供できる。

DOOR Academia EXPOの空間イメージ

同サービスでは、予算に合わせてオーダーメイドプランの内容に加えて有料オプションを追加する場合を想定して、フレキシブルプランも用意している。個別に要件定義した上で空間を制作する。「アバターを制作したい」「数日のみのイベントに利用したい」「大人数で利用したい」などの要望に対応する。また、限られた予算内で実現できることを相談したいといった要望にも対応するとのことだ。