伴走型で新規事業の開発を支援

TISインテックグループのTISは12月20日、「B to B新規事業開発支援サービス」に社会課題解決型の新規事業を伴走型で支援する新メニューを追加することを発表した。同サービスは新規ビジネスのコンセプト検討から事業計画書策定まで、必要な各フェーズを伴走型で支援するというもの。

今回追加した新メニューは、企業が社会課題解決型の新規事業を開発する際に、フィールドワークを重視した環境分析や事業コンセプトの検討といった企画フェーズから事業計画策定に至るまでを支援する。例えばコンセプト検討においては、専門家や想定顧客、パートナー候補先へのヒアリングなどを行い、1次情報を活用した事業コンセプトを立案するという。

  • TISが支援する内容

    TISが支援する内容

  • 新メニューの提供イメージ

    新メニューの提供イメージ

新メニューの特長

今回「B to B新規事業開発支援サービス」に追加した新メニューは、TIS独自ネットワークを使って一次情報を収集して確度の高い初期コンセプトを立案する点が特徴だという。業界の詳細調査や専門家へのインタビューを重点的に行ってから初期仮説を立案する。

社会課題解決型の新規事業の開発を成功させるためには、本質的に解決すべき課題と業界内のキープレイヤーの特定が重要となる。しかしデスクリサーチだけでは複雑化する課題や業界構造を明確にすることは難しいため、新メニューでは特に一次情報の取得に注力するとのことだ。

また、想定顧客を明確化するだけのコンサルティングではなく、想定顧客や有識者へのヒアリングを重点的に行うことで、初期コンセプトの確度を高める仮説検証まで実施するとしている。