GMOインターネットグループの電子認証サービスを展開するGMOグローバルサインと、各種PDFソリューションを提供するスカイコムは12月19日、GMOグローバルサインが提供している「電子印鑑ソリューションDSS byGMO」をこれまで以上に簡単に利用できるようにするツールを開発したことを発表した。
今回の開発によりシステム開発、連携を必要とした「電子印鑑ソリューションDSS byGMO」のリモート署名がPCへのソフトウェアのインストールにより行えることになる。
提供開始された機能
電子印鑑ソリューションDSS byGMOは、一般的に電子署名やeシール(電子文書などの発行元の組織を示す目的で行われる暗号化などが行われて以降、文書など改ざんされていないことを確認できる仕組)を利用する際必要となるUSBトークンやHSM(ハードウェア・セキュリティ・モジュール)をユーザが準備する必要のないサービス。
今まで導入にあたっては、APIの連携とは別にPDFを成型する仕組みのシステム開発が必要だったが、今回の提供開始により、この仕組みのシステム開発が不要となったという。
今後はPCなどにソフトウェアをインストールし起動することで、電子印鑑ソリューションDSS byGMOの呼び出しが自動で行われ、簡単にPDFファイルへの電子署名が可能となる。
そのため、システム構築などをせずに簡易的に電子署名を行いたい人や、小規模で電子署名を行いたいユーザの利用を想定しているという。また複数のPDFファイルをアプリ上にアップロードできるため一括処理が可能という特徴もあげられている。