ソフトバンク、博報堂、米Treasure Dataの合弁会社であるインキュデータは12月13日、同社が掲げる「アイデアが自走できる世界をつくる。」というパーパス(目的)の実現に向けて、企業のデータ活用の自走化を支援するという新たなサービス・フレームを提供すると発表した。
データ活用の自走化を
新サービス・フレームは、従来のCDP(Customer Data Platform)構築とコンサルティング支援に、自走化支援サービスを加えたもの。
従来は、CDPを使用するデータ分析基盤構築・運用とデータ領域における戦略策定や施策実行のためのコンサルティング支援により、企業のデータ活用の促進を伴走支援してきたという。
今後は企業のデータ活用の自走化をより実現するため、自走化支援サービスを新たなサービス提供の柱として立ち上げるとのこと。
企業自らデータ活用に基づいた意思決定を
自走化支援サービスは、データ基盤活用ツール、組織・人材育成プログラム、意思決定支援ソリューションの3要素で構成するが、現時点では開発段階。
これにより、企業のデータ活用を促進する組織・人材の育成プログラム、データ基盤をより利用しやすくするためのツール・ソリューション群の提供を加えることで、同社が掲げる目的の実現を目指し、企業自らデータ活用に基づいた意思決定とアクションの実行を支援していく。
同社は、企業自らがデータに基づく意思決定とアクションの実行が可能となる「自走できる世界」の実現を支援していくという。
従来型のデータ・コンサルティング(戦略策定、システム構築、分析、施策実行まで支援)に加え、企業のデータ活用の自走化までをワンストップで支援し、企業の事業変革や競争力強化に貢献する「次世代型データ・コンサルティング・カンパニー」を目指すとしている。