invoxは12月12日、請求書発行システム「invox発行請求書」において、PDF形式の自社発行の請求書や顧客から受領した支払通知書のデータを取り込むこと、取り込んだ請求書からAI OCRでデータを読み取ることができる「PDF自動データ化機能」が利用可能になったと発表した。
「invox発行請求書」は、、請求データを取り込んで送信方法を指定するだけで、 インボイス制度に対応した請求書を取引先の希望に合わせたフォーマットで発行する。また、売上計上の仕訳データを生成し、オンラインバンクと連携して入金消込・督促まで自動化する。
従来の請求書発行システムでは、販売管理システム等で管理している売上のデータを取り込むことで、請求書を作成することが一般的だが、システムからPDFファイルしかダウンロードできないユーザーは、請求書発行システムを使うことができなかった。
これに対し、「PDF自動データ化機能」により、自社で作成した請求書をAI-OCRでデータ化すること、自社システムに手入力が必要だった、顧客から受領する支払通知書をデータ化することが可能になる。
データ化に対応している項目は、「得意先」「請求日」「支払期限」「請求金額」「税区分ごとの金額の内訳(源泉徴収金額を除く)」。