TISは12月8日、金融機関向けの金融犯罪対策を支援するトータルソリューション「AML/CFT統合サービス」を提供開始したと発表した。AML/CFTは、Anti-Money Laundering/Counter Financing of Terrorismの略で、マネー・ローンダリング/テロ資金供与防止を指す。
同サービスは、サービスは、犯罪収益移転防止とマネー・ローンダリングガイドラインに準拠する業務・システムを統合的に提供するもの。
同サービスでは、NTTデータルウィーブが提供するAML/CFT対策システム「Oculusシリーズ」を取引時確認、継続的顧客管理の提供機能として採用している。
同サービスは、犯罪収益移転防止法やFATF勧告が求める各種要請に対応すべく、本人特定事項確認、取引モニタリング、顧客フィルタリング、顧客リスク格付けなど、金融機関におけるAML/CFT対応のコンサルティングからシステム、業務までを一気通貫で提供する。
同サービスはSaaSとして提供するため、標準サービス内容で導入する場合、最短約6カ月と、一から設計・開発する場合に比べて、短期間での導入が可能。