Microsoftは12月7日(米国時間)、「Emails sent using Outlook Desktop results in Non-Delivery Report [0x80040305-0x00000000-0x00000000] - Microsoft Support」において、Outlookデスクトップからメールを送信した際に「0x80040305」を含む予期しない配信不能レポートが表示される可能性があると説明した。
Microsoftは、今回発生した問題が2019年6月5日(米国時間)に「Lifting the 500 Folder Limit in Outlook」として報じた問題に似ていると説明。2019年に発生した問題は、500を超えるフォルダを含むメールボックスの同期がランダムに失敗し、メールボックス間で一貫性が失われるというものであった。このとき、Microsoftは共有フォルダを対象として解決策を提供したが、プライマリメールボックスで問題が発生することは考慮していなかったという。
Microsoftはこの問題の影響を受けるユーザーに対し、次のとおり回避策を提示している。
- サブフォルダを持つフォルダ数を500未満に減らす。ネストされたフォルダは450以下にすることを推奨
- フォルダは展開せず、折りたたんだままにする
- 上記作業を実行できない場合は、オンラインでOutlookを操作しない。これには、「サーバで表示」および「Microsoft Exchangeで詳細を表示するには、ここをクリックしてください」と表示されるボタンの使用や、検索時の「古い結果を含める」オプションの使用を含む
- オンラインでこれら操作のいずれかを実行した場合は、その後のパフォーマンスを改善するためにOutlookをすぐに再起動する
本稿執筆時点で問題は解決しておらず、Microsoftは新しい情報が入り次第、情報を更新する予定としている。