山梨中央銀行とTISは12月4日、山梨中央銀行における新事業創出に向けた「新事業開発プログラム」の取り組みを2023年12月から共同で開始したことを発表した。両社はこの取り組みにより、顧客の暮らしをより便利に楽しくするための新たなサービスを開発し、地域社会への貢献に努めるとのことだ。

山梨中央銀行は中期経営計画「TRANS3 2025」において、事業体積増加戦略の一つとして新事業の探索に取り組んでおり、昨年はAWS(Amazon Web Services)が提供する「Digital Innovation Program」に参加している。

TISはシステム構築から保守運用までのITサービスを提供する一方で、顧客の事業開発を支援する「BtoB新規事業開発支援サービス」も提供し、新規事業開発のアイデア創出から事業化までをサポートしてきた。

山梨中央銀行とTISは今回のプログラムを通じて、新規事業の立ち上げに関するプロセスやノウハウを蓄積し、地域社会へ貢献できる事業の創出を目指すとのことだ。