フォーティネットジャパンは12月1日、米フォーティネット取締役会会長兼CEOを務める創業者のケン・ジー氏と社長執行役員 与沢和紀氏による事業戦略説明会を開催した。
同日に年次カンファレンス「ACCELERATE JAPAN 2023」 が開催されたことに伴い、ジー氏は来日。2人そろっての記者会見は初となる。
アラクサラは国内における重要な開発拠点
初めに、ジー氏がグローバルの事業戦略について説明した。同氏は、サイバーセキュリティの主要なトレンドとして、「コンバージェンス」「統合」「消費型サービス」を挙げ、同社は独自開発のOSによってこれらトレンドをカバーできると述べた。
同社が開発したFortiOSは、ネットワーク・ファイアウォール、SD-WAN、SD-WAN、SASEと4つの機能を提供する。「一つのOSでクラウドで求められる機能とアプライアンスで求められる機能を熟慮した」とジー氏は語った。