生産管理システムや帳票システムなどBtoBソリューションの開発販売を行うシムトップスは11月30日、同社の帳票ソリューション「i-Reporter」とサイボウズの「kintone」を連携し、ノーコードで画像データの連携を可能にする新機能の実装を行ったことを発表した。同社では「i-Reporter」利用者向けにノーコードで外部システムとの連携を可能とするサービス「i-Repo Link」を提供、「kintone」利用者向けにプラグイン「i-Repo Link for kintone」を用意している。
今回、新機能として、「kintone」内のアプリ・レコードと「i-Reporter」内の帳票・クラスターを連携し、双方向でPNGやJPEG画像の登録・更新が可能となる機能実装を行った。これにより「i-Reporter」の帳票や報告書、点検シートなど画像や作業写真データなどを「kintone」アプリとの間でデータ連携できる。「i-Repo Link for kintone」では、今後も機能強化を図ることをWebサイトで発表しており、kintoneアプリ内の特定フィールドからi-Reporter帳票の指定したクラスターにデータを送信し自動記録する機能やアクションボタンのタップでkintoneアプリ内の指定したフィールドへデータを登録する機能の実装などを行うという。
「i-Reporter」は、国内でシェアを持つ現場帳票ペーパーレス化ソリューションで日報、報告書、点検シート、各種帳票を電子化し入力ミスを抑える専用デジタルインプットに録音やバーコード読取、PLC情報に生体認証、計測器との連携等など現場情報をシームレスに繋ぐ機能を提供する。サービスは、オンプレミス版とクラウド版が存在ある。