ANA Xと長崎県は12月1日、長崎県とANAホールディングスとの連携協定の一環として、長崎県アンテナショップ「日本橋 長崎館」における「アンテナショップ運営事業に係る人流データ測定実証事業」を行うことを発表した。なお、期間は2023年12月1日~2024年2月29日までの3カ月が予定されている。

今回の実証実験は、アンテナショップの経営改善や、より効果的な観光誘客、関係人口増加施策の実施につなげるため、アンテナショップ内にBeacon(ビーコン)を設置して行われる。GPSを用いた位置情報データに基づき、来館者の属性を分析することで、来館者の人流データを明らかにし、施策への活用につなげることを目的とする。

来館した人の現地来訪をGPSを用いて市区町村レベルで可視化するほか、来館者の属性や特徴を分析することで、来館者の人流データを明らかにし、店舗運営に関する基礎知識とするという。

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ANA Xは、連携協定に基づく取り組みとして、技術情報の提供などを実施し、長崎県の地域経済の活性化につなげていきたい方針。