パナソニックは11月30日、女性会社員を対象にしたアンケート結果を発表した。これによると、コロナ禍前と比べて職場忘年会への参加意欲が低下した人は約8割に上るという。
同調査は同社が10月20日~10月27日に、全国の20~59歳の女性会社員を対象としてジャストシステムのインターネット調査により実施したものであり、有効回答者数は1370人。
2023年の職場忘年会への参加意欲をコロナ禍(新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染拡大)前と比べどう変化したか尋ねたところ、「とても参加したい」は21.1%に留まった一方で、「必須ならしょうがなく参加」が28.1%、「必須でなければ参加したくない」が23.1%、「全く参加したくない」が27.7%と、職場忘年会に消極的な印象を持っている回答者が約8割を占める。
職場忘年会への参加が消極的な人に理由を聞くと、「必要性を感じない」が43.7%と最多、「飲みの席が苦手だから」が36.6%で続き、飲み会についてネガティブな印象が持っている回答者が多い。
一方、「身体的に疲れているから」(25.7%)、「外見に疲れが出ているから」(10.6%)と、疲労を理由にする回答者も一定数存在している。
先の設問で「外見に疲れが出ているから」とした回答者に、コロナ禍前と比較した肌の状態を尋ねたところ、「以前より悪くなっている」(13.0%)、「以前よりやや悪くなっている」(46.1%)と、悪くなったとの回答が合計で6割近くに上り、「以前より良くなっている」(3.5%)、「以前よりやや良くなっている」(2.6%)を大きく上回った。外見の疲れの多くが肌に現れていると、同社は分析する。
以前より肌が悪くなったという回答者に具体的な肌の状態を質問すると、「フェイスラインの肌が気になるようになった」が44.1%で最も多く、「毛穴が目立つようになった」が41.2%で続いた。