Micron Technologyは11月28日(米国時間)、同社の2024会計年度第1四半期(2023年9-11月度)の売上高に関する事前予想数値(ガイダンス)を上方修正したことを明らかにした。
これまでのガイダンスの値は2023会計年度通期決算発表時に発表したもので、その際は2024会計年度第1四半期の売上高として44億ドル±2億ドルとしていた。ところが、最近の半導体メモリの需給バランス改善とメモリ価格の上昇もあり、同四半期の売上高は「(従来のガイダンスの上限を超える)47億ドルに近づく見込み」とする新たなガイダンスを公表するに至ったとしている。
また、非GAAP粗利益率についても、従来の-4%±2%との予測から、「損益分岐点に近づく(0%に近づく)」との表現で上方修正している。半導体メモリの中でも、特にDRAMの需給バランスや価格が同社の予想を超えて急速に改善している模様である。
なお、Micronは当該四半期の決算を12月20日(米国時間)に発表する予定としている。