シチズン時計は11月29日、全国のビジネスパーソン400人を対象に実施した「現実と仮想のイメージ時間の調査」の結果を発表した。
ビジネスパーソンに「最も仕事に集中できる時刻」を聞くと、トップ3は「10時」(31.8%)、「9時」(20.0%)、「11時」(13.8%)となった。このことから仕事の集中タイムは、始業後から昼食までの「午前中」をイメージする人が多いことが分かった。
加えて、「仕事で良いアイデアがひらめく時刻」に関しても、「10時」(21.3%)、「11時」(10.8%)、「9時」(8.0%)と、約4割が午前中をイメージする結果となった。
反対に、仕事においてネガティブなイメージのある「ミスを起こしやすくなる時刻」に関しては、「16時」(17.8%)、「17時」(12.3%)、「14時」(11.3%)が上位3つの回答となり、終業時刻が近づいてきた夕方や、昼食後の眠気が生じ、集中力が切れやすい時間帯に意見が多く集まる結果となった。
また最後に、親睦を深めるコミュニケーションの場ではあるものの、会社の飲み会で「正直なところそろそろ帰りたいなと感じ始める時刻」のイメージを聞くと、上位は「21時」(23.8%)、「20時」(17.0%)が合計4割となり、「20時~21時」に集中する結果となった。一方で20代は他の世代よりも遅い「22時」(21.0%)がトップという結果となっている。