世界46カ国・地域に広がる約250のグループ会社により、事業を展開している東京海上グループ。サイバー攻撃が激化する中、あまたある国内外の拠点を保護することは容易ではない。同グループはどのような戦略の下、どのような対策を講じているのか。
クラウドストライクの年次カンファレンス日本版「Fal.Con on the road - Tokyo」において、東京海上ホールディングス IT企画部 リスク管理グループ マネージャーの石川朝久氏が、東京海上グループのグローバルセキュリティ戦略について講演を行った。
本稿では、同氏の講演を基に、東京海上グループのグローバルセキュリティ戦略および戦略に基づく施策について紹介する。