文化放送キャリアパートナーズ 就職情報研究所は11月27日、2025年卒業予定の学生を対象に実施した「2025入社希望者対象 就職活動[早期] 就職ブランドランキング調査」の結果を発表した。総合順位のトップは「伊藤忠商事」で、五大商社全てがトップ20にランクインした。
同調査は、過去10年以上にわたり就職活動を行う学生に対し、年に3回「企業の就職ブランド」について調査しているもの。今回の総合順位は「伊藤忠商事」が1位となり、早期調査としては初の連覇となった。例年、総合調査の人気は高く、五大商社全てがTOP20にランクイン。学生コメントをみても、インターン参加や入社の意思など強い憧れが表れているという。
業界別では、通信・情報系、サービス系の順位のアップが目立った。通信・インターネット・情報処理系などのIT系は150社中18社ランクイン(3社増加)し、サービス系全体では27社がランクインした。業種別では、航空が5社、旅行2社、コンサル・シンクタンク系が6社という結果になった。
年々、就職活動の早期化が加速し、企業の絞り込みも加速している。就職サイト「ブンナビ」会員向け調査(10月分)では、「現時点で志望企業は明確か」の問いに対して、「絞り込めていない」と回答した学生の比率が年々減少。インターンシップ等のアクションが早まり、また就活のオンライン化が進むことで、「早期に認知・接触した企業の中から、志望先をセレクトしていく」という傾向が強まってきていると、就職情報研究所はみている。
総合順位
- 1位 伊藤忠商事
- 2位 博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ
- 3位 日本生命保険
- 4位 大和証券グループ
- 5位 東京海上日動火災保険
- 6位 Sky
- 7位 三菱商事
- 8位 丸紅
- 9位 KADOKAWA
- 10位 バンダイ
- 11位 味の素
- 12位 住友商事
- 13位 大日本印刷
- 14位 ジェイアール東日本企画
- 15位 SMBC日興証券
- 16位 三井住友信託銀行
- 17位 ソニーミュージックグループ
- 18位 明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ)
- 19位 第一生命保険
- 20位 三井物産
男子順位トップ10
- 1位 伊藤忠商事
- 2位 日本生命保険
- 3位 三菱商事
- 4位 博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ
- 5位 大和証券グループ
- 6位 東京海上日動火災保険
- 7位 ソニー
- 8位 Sky
- 9位 三井物産
- 10位 住友商事
女子順位トップ10
- 1位 伊藤忠商事
- 2位 博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ
- 3位 日本生命保険
- 4位 丸紅
- 5位 バンダイ
- 6位 大和証券グループ
- 7位 明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ)
- 8位 Sky
- 9位 東京海上日動火災保険
- 10位 KADOKAWA
文系順位トップ10
- 1位 伊藤忠商事
- 2位 博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ
- 3位 日本生命保険
- 4位 大和証券グループ
- 5位 東京海上日動火災保険
- 6位 丸紅
- 7位 三菱商事
- 8位 KADOKAWA
- 9位 SMBC日興証券
- 10位 ジェイアール東日本企画
理系順位トップ10
- 1位 ソニー
- 2位 旭化成グループ
- 3位 味の素
- 4位 伊藤忠商事
- 5位 Sky
- 6位 富士フイルムグループ
- 7位 野村総合研究所
- 8位 花王
- 9位 NTTデータ
- 10位 トヨタ自動車