Microsoftは11月22日(現地時間)、「SQL Server 2022 for RHEL 9 and Ubuntu 22.04 is now Generally Available (GA)」において、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 9およびUbuntu 22.04向けのSQL Server 2022の一般提供(GA)が開始されたことをアナウンスした。RHEL 9向けのSQL Server 2022ではSELinux統合も一般提供されており、制限されたアプリケーションとしてセキュアな環境で実行することも可能となる。

  •  SQL Server 2022 for RHEL 9 and Ubuntu 22.04 is now Generally Available (GA) - Microsoft Community Hub

    SQL Server 2022 for RHEL 9 and Ubuntu 22.04 is now Generally Available (GA) - Microsoft Community Hub

RHEL 9およびUbuntu 22.04向けのSQL Server 2022は、これまではプレビュー版として公開されていた。一般提供が開始されたことで、今後はプロダクション環境でもWindows Serverと同様にRHELおよびUbuntuでSQL Server 2022を利用できるようになる。インストール方法はそれぞれ次のページで詳しく解説されている。

それぞれの環境で動作するSQL Server 2022のコンテナイメージも公開されている。コンテナイメージはpodmanまたはdockerを使用してリポジトリから入手できる。

なお、すでにプレビュー版のパッケージを使用していたユーザーに対しては、一度プレビュー版をアンインストールした上で、リポジトリを更新してGA版パッケージにアップグレードすることが推奨されている。