Microsoftは11月20日(米国時間)、「Releasing Windows 10 Build 19045.3757 to Release Preview Channel|Windows Insider Blog」において、「Windows 10 22H2 Build 19045.3757 (KB5032278)」をリリースプレビューチャンネルにリリースしたと伝えた。
Microsoftは発表の中で「Copilot in Windows (プレビュー版)」の配信を開始したと報じた。対象となる製品は次のとおり。
- Windows 10, version 22H2 Home
- Windows 10, version 22H2 Pro
Windows 10, version 22H2の上記エディションを実行していて、リリースプレビューのWindows Insidersを使っている場合は、設定アプリケーションの「Windows Update」において「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」を「オン」に変更してから、「更新プログラムのチェック」をクリックすることで機能を入手することができるとされている。先週のアップデートですでにこの操作を行っている場合、まもなく「Copilot in Windows」のアイコンがタスクバーに表示されるものとみられる。
ただし、この機能は今後数カ月にわたって制御された機能ロールアウト(CFR: Controlled Feature Rollout)を通じて配信される予定になっており、すぐに配信されない可能性があることも言及されている。Microsoftは11月21日(米国時間)に発表をアップデートし、「Copilot in Windows」の機能が配信されるまで時間がかかる可能性があることについて説明を追加している。
「Copilot in Windows」の機能が配信された場合、該当エディションではタスクバーの右端に「Copilot in Windows」のボタンが表示されるようになる。このボタンをクリックするとディスプレイの右側に「Copilot in Windows」のパネルが表示される。
この初期リリースは上記2つのエディションに限定されており、Proエディションであっても組織によって管理されているデバイスは初期リリースの対象に含まれていない。また、EnterpriseエディションやEducationエディションに関しても初期リリースは行われない説明されている。