弥生は11月21日、クラウド給与サービス「弥生給与 Next」の年末調整機能の提供を開始したことを発表した。これにより、ユーザーは年末調整における控除申告書の依頼や回収、税計算、法定調書の作成、従業員への源泉徴収票の配布までの作業をWeb上で完結できるようになる。紙でのやり取りや、データ入力にかかる手間と時間を効率化できる。
同社はクラウドサービスの新ブランドとなる「弥生Next」を発表し、その第1弾として「弥生給与 Next」を10月20日から提供している。今回同サービスは令和5年分の年末調整機能の提供を開始した。業務担当者は従業員から紙の申告書を集めて記入する必要がなくなり、提出状況をWebで確認できるようになる。また、間違いがあった場合もWeb上で修正依頼を出せる。
Web年末調整では、従業員はスマートフォンから控除申告の情報入力と提出が可能。また、従業員が紙の申告書で提出してきた控除申告の情報を、業務担当者は確認画面で入力することもできるようだ。