LegalOn Technologiesは11月20日、AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」について、自社のナレッジを活用した契約書レビューが可能な「カスタム自動レビュー」機能のオープンベータ版を実装したことを発表した。
これにより、ユーザーは自動レビューの審査基準に加えて自社独自の審査基準を設定できるようになり、自社基準に沿った契約書レビューの実施と、それによる契約審査業務の効率化、および会社としての契約審査基準の標準化が可能になるという。
カスタム自動レビュー機能は、LegalForceの自動レビューの審査基準に加えて、自社の対応方針やチェックポイントなど自社独自の審査基準を登録できる機能。レビュー結果画面には、自動レビューによる指摘と自社ポリシーに沿った指摘も同時にアラート表示される。表示させる対応方針や推奨条文、重要度はユーザーによって自由に設定可能だという。
加えて、契約書から抜け落ちている条文も、ユーザーがカスタム自動レビュー機能に審査基準として設定することで、抜け落ちとしてアラートが表示されるとのことだ。