Sansanは11月16日、社会人および中高生を対象に実施した「会社員イメージ調査」の結果を公表した。「小さい頃から会社員になりたかった」「生まれ変わっても会社員になりたい」と回答した社会人はそれぞれ36.2%、37.5%と少数派である一方で、約90%の中高生が会社員として働く大人の姿をかっこいいと感じており、60%以上が将来は会社員になりたいと考えていることが明らかになった。
このレポートは、企業で勤務する20代〜50代の社会人1071名と、保護者が企業で勤務する15歳〜18歳の中学生・高校生 1083名を対象に、11月1日~11月11日の期間オンライン上での実施したアンケート調査の結果に基づく。
会社員に対し「小さい頃、会社員になりたいと思っていましたか?」と質問すると、「はい」が22.0%、「どちらかと言えば思っていた」が14.2%。また、「生まれ変わっても会社員になりたいと思いますか?」という問いには、「はい」が17.3%、「どちらかと言えば思う」が20.2%となった。
一方、保護者が会社員である中高生に対し、「会社員として働く大人をかっこいいと思いますか?」と尋ねると、90%近くの中高生が「かっこいい」と感じていた。その理由を聞いたところ「家族のために頑張っているから」が61.8%で最多となり、「社会や人のためになっているから」(48.2%)、「目標を達成するために努力しているから」(38.4%)が続いた。
次に、「将来、会社員になりたいと思いますか?」という問いには、合わせて60%以上が「はい」「どちらかと言えば思う」と回答した。その理由は「やりがいがあると思うから」がトップで、会社員が子どもたちから尊敬を集める存在であり、魅力ある仕事だと認識されていることがうかがえる。
また、会社員に対し「会社員として仕事をする中で、働きがいを感じることはありますか?」と尋ねると、合わせて半数以上が「よくある」「しばしばある」と回答した。それはどんな時か聞いたところ、「上司や周囲に評価されたとき」「同僚や取引先と協力して仕事をやり遂げたとき」「社会や人のためになっていると感じられたとき」といった回答が上位となった。