NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は11月14日、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)デバイスのクラウド接続を容易かつセキュアに実現するサービス「IoT Connect Gateway」において、「仮想コネクション機能」の提供を開始することを発表した。
この機能により、これまではNTT Comの「IoT Connect Mobile Type S」に限られていたIoTデバイスとの接続回線を、通信キャリアやモバイル・固定などの回線種別にかかわらずに適用できるようになるとのことだ。
仮想コネクション機能を使うことで、NTTドコモと他キャリアのモバイル回線を用いる冗長化が可能になるほか、山間部など従来の「IoT Connect Mobile Type S」では電波が届きにくいエリアでもモバイル回線を利用できるようになる。SIMスロットが無いWi-Fi接続型機器の使用など、IoTデバイスの選択肢拡大にもつながるという。初期料金は無料で、月額料金は1仮想コネクションID当たり200円(税別)。