Microsoftは現地時間11月14日、クロスプラットフォームの開発環境最新版となる「.NET 8」のリリースを公式ブログで発表した。3年間の長期サポート対象となるLTS版となる。
公式ブログでは、デフォルト設定となったDynamic Profile-Guided Optimization(PGO)やNative AoTの改善による各種アプリケーションのパフォーマンスの向上に加え、モニタリングを可能とするダッシュボード機能を備えたクラウドネイティブアプリ開発のための.NET Aspire、生成AIをアプリケーションに組み込むためのリソースの拡充、サーバーとWebAssemblyの双方で動作するBlazor identity UIなどをピックアップ。対応するVisual Studio 17.8正式版も発表しておりGitHub CopilotやC++でのUnreal Engine開発なども強化している。なお、同社では現地時間11月14日から16日にかけてオンラインイベント「.NET Conf 2023」を開催しており、YouTubeやTwitchでの閲覧も可能だ。