ELSOUL LABO B.V.(エルソウルラボ)は11月9日、同社がOSSで展開するTypeScript製サーバーレスアプリ開発ツール「Skeet」においてOpenAIのChatGPT新モデル「GPT-4 Turbo」プレビュー版の搭載を発表した。現地時間6日にOpenAIにより発表された新モデルGPT-4 Turboのプレビュー版(gpt-4-1106-preview)を活用したアプリケーション開発が可能になる。
「Skeet」は、Google Cloudとバックエンド機能を提供するFirebaseを活用したTypeScript製のサーバーレスフレームワークでWebやアプリ開発を迅速に行える特徴を持っている。デモサイトにはSkeetで作られたAIチャットアプリを設置しており、GPT-4 Turbo(preview)がモデルから選択できる。「Skeet」のコマンドラインインタフェースSkeet CLIでは、AIとの対話によるコード生成機能を備えるがGPT-4 Turboへのアップデートにより、JSONやXMLなどの指定形式への出力精度が大幅に向上し、これまで以上に複雑なデータ処理や応答システムを構築できるようになると述べている。