富士フイルムビジネスイノベーションは11月9日、医療機関向けのIoMT(Internet of Medical Things:ネットワークに接続された医療機器)一元管理支援サービス「IT Expert Services IoMTデバイスマネジメントサービス」の提供を開始すると発表した。

  • 「IT Expert Services IoMTデバイスマネジメントサービス」の概要図

    「IT Expert Services IoMTデバイスマネジメントサービス」の概要図

同サービスは医療機関向けのIoMTセキュリティープラットフォームを使用しネットワーク通信を監視することで、接続されたIoMTを含むIT機器を可視化する。通信データの継続的な監視と最新の脆弱性情報の照合により、セキュリティリスクをモニタリングするという。

また、IoMTを含むIT機器の台数とセキュリティーリスクの推移、具体的なセキュリティー対策例などをまとめた定期的なレポートを作成て提供する。医療機関は同サービスの利用により、サイバー攻撃を未然に防ぐサイバーハイジーンの推進が図れるとのことだ。

同社は今後について、セキュリティベンダーとの連携をさらに強化し、さらなる顧客のDX(デジタルトランスフォーメーション)に貢献するとしている。