デル・テクノロジーズ(以下、デル)は11月9日、ターンキー型のソリューションであるソフトウェア「Dell ObjectScale version 1.3」と、これを搭載したコンテナ化オブジェクトストレージ「Dell ObjectScale XF960」を発表した。
XF960は「Dell PowerEdge」サーバを基盤に設計されたオールフラッシュアプライアンス製品。これまでObjectScaleが提供していたソフトウェアデファインドなオプションを超える柔軟性を発揮するという。また、Kubernetesを基盤にカスタムビルドされたオブジェクトストレージアプライアンスを提供するとのことだ。
ObjectScaleはオールフラッシュのアプライアンスに加えて、選択可能なソフトウェアデファインドの以下の2つのオプションを備える。「Software Bundle」はユーザーのインフラに展開し、ObjectScaleとKubernetesの管理はデルが対応する。「As-an-Application」では、デルがObjectScaleを管理し、ユーザーはKubernetesを搭載したハイブリッドクラウドアプリケーションプラットフォームであるRed Hat OpenShiftを運用する。
同社はObjectScaleについて、オンプレミスまたはクラウドを通じて、AIや機械学習、アナリティクス、クラウドネイティブアプリケーションなど、これまで以上に多くのデータでアルゴリズムをトレーニングするために必要としている環境を提供するとしている。