BPO事業や官公庁・自治体・外郭団体などの入札情報を一括検索・管理できる「入札情報速報サービス(NJSS:エヌジェス)」などのSaaSサービスを展開するうるる社は、同社が7月に提供を開始した「入札資格ポータル(β版)」への登録企業が1000企業を突破したことを発表した。

「入札資格ポータル(β版)」は、入札参加に欠かせない入札参加資格管理業務を支援するサービスで参加資格情報の検索や資格情報の一元管理、アラートメールによる更新情報のチェックなど、有効期限や更新のタイミングが自治体により異なる要件を効率的にチェックし管理する機能を提供。7月にサービス提供を開始しているが、3カ月で登録企業が1000社を突破している。同社では、国家予算のおよそ1/5を占める巨大な入札マーケットが官公需法(官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律)の後押しもあり中小企業者の参加機会が拡大していること、一度の申請漏れにより次回更新時期まで入札に参加できなくなるため、企業によっては数億円規模の機会損失を被ることなどをサービス需要増加の背景に挙げている。
  • 入札資格ポータル(β版)の画面(同社資料より)