サイバーエージェントは11月6日、生成AI技術分野への取り組み強化に向け、「生成AI徹底理解リスキリング」を11月より社内向けに開始し、全社的なAI人材育成を強化することを発表した。
「生成AI徹底理解リスキリング」では、対象を全社員、エンジニア、機械学習エンジニアの3つの階層に分けて育成施策に取り組む。
全社員を対象に11月より開始する「生成AI徹底理解リスキリング for Everyone」は、生成AIによる業務効率化や新規事業の着想を得られる状態を目指し、生成AIの基礎知識を身につけられるeラーニング形式のプログラム。ChatGPTや当社独自日本語LLMの活用、生成AI活用における法務・セキュリティ知識を含んだ内容を学び、受講後はオリジナル試験の合格を必須とし、全社員の基本リテラシーの向上に努めるという。
エンジニアを対象に12月より開始する「生成AI徹底理解リスキリング for Developers」は、同社が提供するすべてのプロダクトにおいて、LLMの活用・組み込みなどの対応が可能な状態を目指し、eラーニング形式でLLM開発スキルの底上げを目指すプログラム。
また、2024年からは機械学習エンジニアを対象に「生成AI徹底理解リスキリング for ML Engineers」を開始する。各事業やプロダクト特有の課題に対して、LLMのモデル構築やチューニングで解決できる人材を育成するためのオリジナルプログラムとなっている。