コクヨグループでEコマースサービスを手掛けるカウネットは10月30日、コミュニティサイト「カウネットモニカ」の会員1399名を対象に実施した「個人・職場の人との関わり方について」と題した調査の結果を発表した。同調査結果によると、職場での会議は「リアル会議が多い方が良い」と回答したのは約4割で「オンライン会議が多い方が良い」を大きく上回ったことがわかった。

  • 職場での会議は「リアル会議が多い方が良い」が約4割、「オンライン会議が多い方が良い」を大きく上回る 出典:カウネット

    職場での会議は「リアル会議が多い方が良い」が約4割、「オンライン会議が多い方が良い」を大きく上回る 出典:カウネット

オンライン会議がある人を対象に、オンライン会議とリアル会議ではどちらが多い方が良いかと聞いたことろ、「リアル会議が多い方が良い」という回答が40.7%と多数で、「オンライン会議が多い方が良い」の25.1%を上回った。

リアル会議が多い方が良いと回答した理由としては、「直接コミュニケーションをとりながら会議を進めた方がスムーズに進むと思う」、「オンライン会議は設定が面倒だと感じる人が多い」、「オンラインは聞き取りにくいし発言しにくい」といった声が挙げられた。

一方、オンライン会議が多い方が良いと回答した理由としては、「他社に赴いたりする移動時間がなくなり時間を有効に使える」、「準備することが少なくなり書類などの経費もかからない」、「コロナが5類になってもまだまだ増えている」といった声が寄せられた。

同調査では、「コロナ禍の前と比較してどのような変化があったか」との質問も行った。結果は、「オンライン会議の導入や拡充」が36.4%と高く、次いで「ペーパレス化の推進」「テレワークなどリモートワークの導入や拡充」「オンラインセミナーなどの開催」がそれぞれ約20%前後となった。半数以上の方が、何かしら変化があったと回答していることが分かった。

  • 職場の働き方におけるコロナ禍前との変化は「オンライン会議の導入や拡大」が約4割 出典:カウネット

    職場の働き方におけるコロナ禍前との変化は「オンライン会議の導入や拡大」が約4割 出典:カウネット