ウェザーニューズは10月26日、天気アプリ「ウェザーニュース」を法人専用にカスタマイズ可能な「ウェザーニュース for business」のPC版について、データの可視化を支援するダッシュボード機能を追加したことを発表した。
このダッシュボード機能は、各企業の店舗や倉庫、工場といった拠点の大雨や暴風域突入リスクを予測し、危険度の高い拠点を瞬時にリストアップする。予想雨量が多い拠点を表示するだけでなく、大雨の影響を受け始める時間やピーク時刻なども把握できるため、気象リスクが高い拠点を優先して安全対策が取れるという。台風シーズンには暴風・強風域に突入するエリアを判定して、5日先までに強風の影響を受ける可能性が高い拠点を優先表示する。
各社の災害対策本部ではパソコン版で全拠点を監視し、エリアマネージャーや店長のような現場スタッフはアプリ版で担当拠点の気象変化を確認するなど、瞬時に情報共有できるようになることで、迅速な意思決定が期待できるという。