Web会議のコミュニケーション補助を行うアプリ「ワカチエ」を提供するソノリテは10月26日、20代~60代の管理職を対象に実施した「部下に対するコミュニケーションの悩み」に関する調査の結果を発表した。

「部下とのコミュニケーションで最も心掛けていることはありますか?」という質問では、「コミュニケーションの量を増やす施策の実施(1on1など)」と回答した人が36.7%で最も多く、次いで「社員教育の強化(24.4%)」「食事会の開催(11.7%)」という結果となった。

  • ,部下とのコミュニケーションで最も心掛けていることはありますか? 引用:部下に対するコミュニケーションの悩みに関する調査(ソノリテ)

    部下とのコミュニケーションで最も心掛けていることはありますか? 引用:部下に対するコミュニケーションの悩みに関する調査(ソノリテ)

「実際に、部下と上手くコミュニケーションを取れていると思いますか?」と聞いた質問では、「とてもそう思う(10.4%)」「ある程度そう思う(65.2%)」「あまりそう思わない(20.7%)」「まったくそう思わない(3.8%)」という回答結果となっている。部下と上手くコミュニケーションが取れていると思う人が7割以上いる一方で、上手く取れていないと思う人が2割以上いる結果となった。

  • ,実際に、部下と上手くコミュニケーションを取れていると思いますか? 引用:部下に対するコミュニケーションの悩みに関する調査(ソノリテ)

    実際に、部下と上手くコミュニケーションを取れていると思いますか? 引用:部下に対するコミュニケーションの悩みに関する調査(ソノリテ)

また「コミュニケーションを取りにくいと感じる年代を教えてください」と質問すると、「20代前半(27.8%)」と回答した人が最も多く27.8%、それ以降は「20代後半(22.6%)」「30代前半(14.5%)」と続く結果に。

コミュニケーションを取りにくいと感じる要因については「世代差が大きく会話がかみ合わないため(34.7%)」と回答した人が最も多く、次いで「共通の話題がないから(30.2%)」「部下から話しかけてくることがないから(21.4%)」という声が寄せられた。

また、今回の調査でコミュニケーションが取れないことにより、仕事の経過報告がなく大きなトラブルにつながったり、叱ったつもりはないのにパワハラを受けたと感じさせてしまったりなど、さまざまなトラブルが起きていることも分かっている。