「Django」開発チームは現地時間10月23日、公式Webサイトで次期バージョン5.0のベータ版「Django 5.0 beta 1」のリリースを発表した。
Pythonで実装できるWebフレームワーク「Django」次期バージョン「5.0」のベータ版「Django 5.0 beta 1」は開発プロセスの一部として新機能のプレビューやバグチェック等の用途でリリース。今後は新機能のバグと以前のバージョンからのリグレッションのみが修正され11月20日にRC1、12月4日に最終版のリリースが予定されている。管理画面内の「管理者の変更リスト」ページの右サイドに表示されるリストフィルターが適用された数(Facet:ファセット)が表示される管理者用「Facet filter」機能やフォームフィールドレンダリング用の簡略化されたテンプレートなどの新機能のほか、「django.contrib.admin」「django.contrib.auth」など管理系ライブラリが強化。Pythonのバージョンは、3.10、3.11、及び3.12をサポートする。詳細はWebサイトで確認できる。
「Django 5.0 beta 1」をインストールする場合、pipやgitコマンドを使って入手する方法のほかzip圧縮された開発バージョン(https://github.com/django/django/archive/main.tar.gz)を直接ダウンロードする方法がある。