SCSKは10月24日、同社のノーコード開発ツール「CELF」に、Webブラウザから利用できるアプリケーションを開発するオプションサービス「CELF Anywhere」を発表した。11月10日より提供開始する。
「CELF」は、表計算ソフトに似た操作性で業務アプリを作成、利用できるノーコード開発ツール。クライアントモジュールをPCにインストールする必要があるが、対応デバイスの増加と場所を問わない利用を可能にする必要があると考え、今回「CELF Anywhere」の開発に至ったという。
「CELF Anywhere」では、ノーコードでWebブラウザに対応したアプリケーションを作成可能。作成したアプリケーションは、PCやタブレット、スマートフォンに搭載されたWebブラウザから利用でき、CELFで既に作成済みのアプリケーションとデータを共有できる。対応ブラウザは、Microsoft Edge 88 以降、Google Chrome 87以降、Apple Safari 13.1以降。
「CELF Anywhere」でのアプリケーション作成は、アプリのテンプレート選択、アプリから操作するデータを選択、アプリの表示・入力方法や入力データチェックを設定──の3ステップで、作成したアプリケーションは公開先を指定でき、認証画面を通じて安全に使用できるとしている。
税別価格は1ユーザーあたり年間7,000円〜(別途、CELF基本ライセンス料として年間175,000円が必要)。今後は、ワークフローアプリの承認者利便性強化やアンケート作成、安否確認報告など、不特定多数のWebアプリ利用機能の強化を予定しているという。