NTTデータは10月23日、セイコーエプソンおよびエプソン販売と、税理士事務所や中小企業を取り巻く社会課題の解決に向けた協業に合意していたことを明らかにした。

主な協業内容は「税理士業務の利便性向上による税務申告領域の負担削減につながる税務申告ソフトの提供」と「税理士事務所および顧問先である中小企業が抱える経営課題解決につながる新サービスの共創」の2点。

  • 両社の目指す世界観

    両社の目指す世界観

両社は協業の第一弾として、NTTデータが提供する税務申告ソフト「達人シリーズ」をベースにエプソンの「R4顧問シリーズ」次期システムの共同開発を2023年10月より開始する。2025年から順次提供を開始する予定。

第二弾以降としては、補助金および融資などの資金需要の支援、事業機会創出のための販路拡大や事業承継の支援、公告や申請といった行政手続きの支援を展開する予定とのことだ。