「Node.JS 21」(公式Webサイト)

「Node.JS 21」(公式Webサイト)

Node.jsプロジェクトチームは現地時間10月17日、JavaScriptアプリケーション実行環境「Node.JS」の最新バージョン「Node.js 21」をリリースした。change logはGitHub、インストーラーは公式サイトでダウンロードできる。JavaScriptエンジンV8のバージョンが11.8となり、実験版だったHTTPリクエスト送信モジュール「fetch」やストリーミングデータ処理API「WebStreams」が安定板へと移行(#45684)。実験的な機能として、「--experimental-websocket」フラグで有効にできるブラウザ互換の「WebSocket」クライアントが組み込まれている(#49830)。詳細は、リリース文書で確認できる。

OpenJS Foundation(公式Webサイト)

OpenJS Foundation(公式Webサイト)

Node.js 20は重大なバグ修正の提供を保障するLTS(long-term support)に昇格。Node.js 21はこれに置き換わる6カ月間のCurrentリリースサイクルに入る。開発リリースサイクルは公式サイトに掲載してあるが、OpenJS Foundationでは"興味深い新機能に早期アクセスしたい場合に今後の機能を確認するのに最適なものがNode.js 21で、すでにアクティブな導入を行っている場合や導入を計画している場合はNode.js 20および18 LTSが最適になる"と述べるNode.js技術運営委員会(TSC)メンバーのRafael Gonzaga氏のメッセージも掲載している。