大日本印刷(DNP)は10月19日、米国Secureworksの日本法人であるセキュアワークスと共同で、日本企業が侵害されやすいサイバー攻撃手法をシナリオに採用した体験型実践演習(ハンズオン)の「サイバー攻撃対処コース」を開発したことを発表した。
「サイバー攻撃対処コース」は、これからTLPT(ペネトレーションテスト)やRed Teamテストの実施を検討している企業・組織に所属する人や、日本企業を標的とした典型的な攻撃に対するインシデント対応能力を強化したい人向けに開発された、3日間の講義&実機演習。
セキュアワークスが、セキュリティ対策の有効性評価や改善策を提言する「Red Teamテスト」を国内各社に提供した多くの実績を元に、日本企業が侵害されやすい典型的な攻撃手法をシナリオとして採用している。
受講者は演習を通じて、実際のサイバー攻撃手法や最新トレンドを体験するとともに、脅威事象(インシデント)への組織的な対応能力について講義でも習得し、演習と講義の両面で、企業へのサイバー攻撃に対する「検知・対応・復旧」を強化できる。
開講日は、2024年3月25日~3月27日 10:00~18:00。価格は66万円/人。受講希望者はサイバーナレッジアカデミー(CKA)のWebサイトから申し込みとのこと。