Intelは10月16日(米国時間)、 デスクトップPC向け第14世代Intel Coreプロセッサファミリ(開発コード名:Raptor Lake Refresh)を発表した。
同ファミリには、ハイエンドのCore i9-14900Kプロセッサを筆頭にオーバークロックに対応する6製品が含まれ、最大24(8+16)コア/32スレッドで6GHz(ターボブースト時)の最大動作周波数を提供する。このほか、Core i7-14700Kプロセッサでは、前世代に対しEコアが4つ追加とされた20コア/28スレッド構成に強化されたほか、Intel's Extreme Tuning Utility(XTU)に新たなAIアシスト機能が追加、一部のオーバークロック対応製品では、ワンクリックでAIによるオーバークロックが有効になるという。
また、第14世代Coreデスクトップ・プロセッサでは、Intelの最先端パフォーマンス・ハイブリッド・アーキテクチャを基盤し、ユーザーのワークフローを損なうことなく、PCエンスージアストが必要とするコンピューティング性能を実現したとしており、600/700シリーズマザーボードと組み合わせることで、エンスージアストが求めるコンピューティング能力とパフォーマンスの両立を提供するとしており、トップクラスの競合プロセッサと比べて最大23%優れたゲーミング性能を提供するとしているほか、Intelアプリケーション・パフォーマンス・オプティマイゼーション(Intel APO)などのゲームプレイに照準を合わせた新機能によって、高いレベルのアプリケーションのスレッド化を実現するとしている。
また、 内蔵のWi-Fi 6/6EとBluetooth 5.3に加え、新しくディスクリートWi-Fi 7とBluetooth 5.4の無線テクノロジーに対応したほか、Thunderbolt4テクノロジのほか、まもなく登場する Thunderbolt5インタフェースの有線接続もサポートしており、双方向で最大80Gbpsの帯域幅を実現するともしている。